審査項目と総合評定値の計算
経営事項審査項目及び総合評定値の計算方法
審査項目
1.経営規模等評価
経営規模等の評価は、許可行政庁(都道府県・国土交通省)が行います。
①経営規模(X1)
- 工事種類別年間平均完成工事高
(X2)
- 自己資本額
- 利払前税引前償却前利益の額
②技術力(Z)
- 工事種類別技術者数
- 工事種類別年間平均元請完成工事高
その他の評価項目(社会性等)(W)
- 労働福祉の状況
- 建設業の営業継続の状況
- 防災活動への貢献の状況
- 法令遵守の状況
- 建設業の経理の状況
- 研究開発の状況
- 建設機械の保有状況
- ISOの取得状況
経営状況分析
経営状況分析は、登録経営状況分析機関が行います。
経営状況分析(Y)
- 純支払利息比率
- 負債回転機関
- 売上高経常利益率
- 総資本売上総利益率
- 自己資本対固定資産比率
- 自己資本比率
- 営業キャッシュ・フロー
- 利益剰余金
総合評定値の計算方法
総合評定値(P)は、許可行政庁が行う計算事務として位置づけられております。
算出方法は、「審査項目」の経営規模等評価と経営状況分析の審査項目を点数化して、各業種ごとに以下の計算方法で求めます。
総合評定値(P)= 0.25X1+0.15X2+0.20Y+0.25Z+0.15W